どうも。私は、プロ鉛筆画家の中山眞治です。
さて、今回の記事では、「鉛筆画・デッサンで初心者が簡単に船を描く方法!」というテーマで進みますが、鉛筆画・デッサンの制作にあたっては、最初のうちは構図を意識せず自由に10作品以上描いて、描くことにある程度慣れることが必要です。
そして、鉛筆画制作の基本的なことを確認できた後は、作品をより魅力的に構成することのできる「構図」についても研究していきましょう。公募展や各種展覧会へ出品して、入選以上の「入賞」を目指すのであれば、なおさら必要になることです。
尚、あなたが構図について興味のある場合には、私の「鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは!」の5記事が、この記事の最下部にありますので、是非参考にしてみてください。
私の作品に基づいた具体的な構図の取り込み方は、あなたが構図に取り組む初めの段階で、この5種類の構図を用いれば当面の展開ができるはずです。
構図とは、絵画教室に通っても簡単には教えてもらえない「重要なノウハウ」です。このノウハウは、船のある風景のほかにも、花・静物・人物・動物・心象風景など、すべてのジャンルで応用できますので一読の価値があります。
また、風景を描く際の初歩的な部分につきましては、次の記事でご説明していますので、ご参照ください。
関連記事:鉛筆画で初心者が簡単に風景を描くポイントとは?
ところで、今年の私の画家としての活動は、今のところ次の通りです。尚、現在開催中のところや、これから開催するところについては、ネットで紹介してしまうと「発表したことになってしまう」ので、具体的な画像の掲載は致しません。
興味のある方は会場にお越しください。尚、これ以外の公募展にも出品していますので、状況を見ながらその都度ご紹介させていただきます。
〇 国際美術大賞展(第47回)入場無料
東京都美術館 2023年6月14~6月21日開催中 「マツダ賞」受賞 F10 静かな夜Ⅱ 鉛筆画
〇 全国公募 第6回 日美展(絵画部門)入場無料
国立新美術館 2023年8月10日~8月19日開催 「文部科学大臣賞」受賞 F30 誕生2023-Ⅰ 鉛筆画
それでは、早速見ていきましょう!
船にはいろいろな種類があります
船を描くにしても、次のように色々な種類がありますので、その中から選んで描いてみましょう。手ごろなのは、ヨットやクルーザではないでしょうか。一方では、広い海原を夕日を浴びて進むタンカーや貨物船なんてのもいいですよね。^^
- ヨット
- クルーザー
- 商船(貨物船、客船、フェリーなど)
- 作業船(タグボート
- 浚渫(しゅんせつ)船(サルベージ船など)
- 漁船(各種漁船、捕鯨船、トロール船など)
- 特殊船(海底ケーブル船、気象観測船、深海調査船、練習船など)
- 艦艇(航空母艦、巡洋艦、護衛艦、潜水艦など)
クルーザーとは
今回は、あなたが画像を元に描くことを前提に進んでいきますが、ヨットやクルーザーであれば、実際にあなたが取材に行くことも可能です。近くの海に続いている川などに係留されている、小型のクルーザーなどが取り組みやすいです。
尚、クルーザー(Cruiser )とは、巡航 (Cruise ) する船舶・航空機・車両の各分野にわたって存在し、巡航とは、遠隔地に立ち寄りながら長距離の旅をすることを指します。
船舶のクルーザーとは
外洋航海が可能な船舶では一般に大型・小型を問わずクルーザー、あるいはクルーズ船などと表現する場合が多いのですが、船種の定義としてはそのような区分は明確には存在しません。
現用語においては、一種の目的を連想させるための単なるイメージ用語になっていますが、プレジャーボートのうち、サロンクルーザー、メガヨット、ギガヨットと呼ばれているものの通称となっています。
クルーザーとは、サロンまたはラウンジ・トイレ・キッチン(ギャレー)・ベッドルーム・シャワーなどの「居住空間と居住設備」を備えたレジャー用のヨットやボートを現す言葉として使われています。
参考:ウィキペディア クルーザー – Wikipedia
先人による船の作品例
ゴッホ サント・マリーの浜辺の釣り船 1888
ブーダン タウラスの海岸と船 1870-1873
モネ 海辺の船 1881
ターナー 嵐の中のオランダ船 1803-1804
鉛筆画・デッサンによるクルーザー
昼下がりの桟橋 F10 1996 鉛筆画 中山眞治
鉛筆画におけるクルーザーの風景では、白(スケッチブックの色)を光として有効に表現するためには、濃い黒も必要になります。
また、光をよりまぶしく表現したい場合には、より濃い黒を隣り合わせることによって実現することもできます。
上の作品では、水面の揺れ動いている状態を克明に描き込むことで、リアルさを表現しています。あなたも主役の船を描く際には、水面の揺れ動いている水面もしっかり描き込みましょう。
また、係留するためのロープも、場合によってはもっと手前の画面左下の角あたりまで続いているように描きこんで、緊張感を出すこともできます。この場合にはロープを画面奥は細く、手間にかけて太く描くことで遠近感も表現できます。
鉛筆画・デッサンではヨットやクルーザーが画面の中で落ち着けるようにレイアウトしよう
ヨットやクルーザーそのものを描くのも良いのですが、周辺の風景を同時に描き込むことができれば、見てくださる人にたくさんの要素を楽しんでいただくことができます。
その場合には、画面の中でヨットやクルーザーが窮屈にならず、他の要素も描き込めるだけの余白を意識してレイアウトしましょう。画面一杯に描き込み過ぎてしまうと、ゆとりを感じられない作品になってしまいます。
そのような場合には、無理に画面に押し込むようなことはせず、いっそのこと画面から飛び出てよいのです。モチーフが画面に納まりきれずに切れることで、逆に言えば、画面の外への広がりを表現できるのです。
鉛筆画・デッサンではヨットやクルーザーを描くためのアングルを工夫しよう
あなたが、ヨットやクルーザーを描く際には、写真を手掛かりにして取り組むことになると思われますが、その場合には、余計なものの映り込みをデフォルメ(削除・省略)して、よりあなたが作品の中で強調したい要素を表現しましょう。
むしろ、実際には存在しない、あなたのイメージを盛り込んだ作品にしても良いのです。その際には、次のようなことも考えてみましょう。あなたのイメージを膨らませて、ドラマチックな構成にすることもできるのです。
鉛筆画・デッサンで船を描く際に複数の要素を網羅するヒント
- 街並みも併せて入れる
- 遠景に人を入れる
- 夜景の場合にはガス灯の明かりを描き込む(川面に揺れ動く映り込みも入れる)
- 夕暮れ時のマリーナで、見つめあう恋人たちを入れる
- 水面に映り込んでいる夕日や朝日を入れてみる(カモメなども加えることを考えてみる)
鉛筆画・デッサンで船を描くときの注意点
絵画はすべてを克明に描きすぎるとあなたの意図が表現できないこともあります
船を描く際の注意点は、あなたが制作の対象としているのは「画像」を前提として、主役は当然船でしょう。しかし、背景の遠いところなどは、あまり細かく描きすぎないで、「何となく、船・マリーナ・木・人などとわかる」程度の描き込みでよいのです。
主役以外を克明に描き込みすぎると、見てくださる人の視線をその個所に集めてしまうからです。あくまでも主役を目立たせるように、次いであなたが強調したい準主役が目立つように、それ以外は「意図的に手を抜いて」何となくわかればよいのです。
鉛筆画・デッサンでヨットやクルーザーを描くことはそれほど難しくありません
この私の作品では、画面左上側からの光を受けて船のフロントガラスが反射している点と、水面の映り込みはリアリティーの重要な要素になりますので、よく観察して描き込みましょう。
鉛筆画・デッサンでは光と影の効果を堪能できます
桃色線:桟橋の影の部分を示す枠線
黄色線:濃いトーン(船の水面と接している部分は6Bから様子を見ながら9B、その下の斜めの枠線の中では3B~4B)を入れる部分を示す枠線
青色線:船のキャビンの映り込みの中で窓のトーンが濃いことを示す枠線(4B~5B)
尚、上の作品の具体的な描き方では、まず全体のデッサンをして、次に、一番暗いところにトーンを入れます。
そして、水面で揺れ動いている映り込みは、スケッチにいっても形状を捉えにくいので、この点からも画像を元に、クロスハッチング(※)で描き込んでいきましょう。
描き込んだ一番濃いトーンを基準として、それよりも明るいトーンを全体に入れていきながら仕上げに向かい、最終的には、一番濃いところをさらに一段暗いトーンを入れて仕上げます。
また、明るい部分であるところは、練り消しゴムを練ってマイナスドライバーのような形状にして拭き取りましょう。
※クロスハッチングとは、縦横左右の斜めからの線など、4方向の線を使って面を埋める手法のことです。
その他の用いるべき表現手段
坂のある風景Ⅱ 2019 F1 中山眞治
鉛筆画・デッサンの道の表現方法
道は、先へ進むに従って細くなっていきますし、電柱の間隔も遠くに行くほど徐々に狭まっていきます。また、連坦する民家の形状もそれに合わせて描き込んでいくと、自然と奥行きが出てきます。
尚、この作品の場合には、スケッチブック(F4)の縦幅の√2の位置(縦幅は163mm÷1.414)を道路の一番奥の高さに設定しています。こんな風にも、構図は用いることができるのです。
鉛筆画・デッサンの樹木の表現方法
坂のある風景Ⅰ 2019 F1 中山眞治
鉛筆画での樹木の表現については、さまざまな描き方がありますが、細かく克明に描き込んでもあまり意味がありませんし、主役がかすんでしまいます。「ざっくりと」樹木だとわかればよい程度の描き込みをおすすめします。
樹木などの「脇役」は、その程度の描き込み具合が、全体のバランスを取るのに都合が良いのです。上の作品で、必要以上に樹木を克明に描き込んである状態を想像してみてください。道の奥へ視線を導くこと遮ってしまうような印象を受けませんか?
この作品の中の樹木は、何となく樹木とわかる程度にしか描き込んでいません。強調したい部分が樹木である場合には、細密描写をする必要がありますが、この作品のように強調したい部分が、道のカーブと坂を上り切った道路の場合には逆に省略します。
主役や準主役を目立たせるためには、主役や準主役以外のモチーフは細密に描写しない方が良いです。すべてしっかりと描くことが絵画ではありません。あなたの強調したい部分をより魅力的に見せることが必要なのです。
鉛筆画・デッサンによる水滴の描き方
水滴は、植物の葉の上で朝日を受けてきらめいていたり、しずくとなって滴ろうとしている瞬間であったり、窓ガラスに付着して外の景色が映り込んでいたりと、色々と描くことができます。
下の4つの作品は、私の自宅のキッチンでとらえたものです。このように、水滴に関わる場面は、たくさんありますので、興味のある人は身近なもので作品にできないものか考えるのも面白いのではないでしょうか。
水滴(キッチンにて)Ⅰ 2019 F1 中山眞治
水滴(キッチンにて)Ⅱ 2019 F1 中山眞治
水滴(キッチンにて)Ⅲ 2019 F1 中山眞治
水滴(キッチンにて)ⅳ 2021 F1 中山眞治
鉛筆画・デッサンによる風景画に他のモチーフも入れてみる
フクロウのいる風景 F1 2020 中山眞治
誕生 2019 F3 中山眞治
秋 2020 F1 中山眞治
お待たせ! 2019 F3 中山眞治
久しぶりだね! 2019 F3 中山眞治
招かざる客 2019 F3 中山眞治
このように、風景は風景だけとかの既成概念は捨てて、風景の中にいる動物や人物及び小物なども同時に考え、発想を自由にして描き進めていきましょう。
上の画像で、飛びす去っているのは帽子ですが、傘や枯葉などに変えても面白いですよね。一番手前に大きな枯葉を描いて、中景には中くらいの枯葉、遠景には小さな枯葉、風の強さを強調するために、強風にはためく旗を描き加えれば、一層強い風を表現できます。
そして、太陽の光を受けてできる、モチーフの輝きと影については、よく観察して画面に入れることで、リアルさを表現できますのでしっかり取り組んでみましょう。また、接地面には、一番濃いトーンを入れましょう。
たまには絵画鑑賞に出かけよう
絵画を見に行く際のおすすめな公募展
ところで、たまには絵画鑑賞に出かけませんか。私の印象では、日展は「きれいなだけで個性的で野心的な作品が少ない」記憶しかありません。
おすすめは第一に、国画会の展覧会である「国展(4月末~5月中旬)」、次いで独立美術協会の展覧会である「独立展(10月)」や、新制作協会の展覧会である「新制作展(9月下旬~10月上旬)」です。
展覧会(全国公募展等)へ行きましたら、細かな技法ばかりを見るのではなくて、作品から受けるあなたの印象が重要です。最初の内はよくわからなくても、あなたが強く惹かれた・感性に響いた作品の印象をあなたの作品にどう反映できるかを考えるのです。
絵画鑑賞では大掴みな印象を得ることが重要です
私は恥ずかしながら、抽象画がいまだによくわかりませんが、印象に残る具象画を見て帰ってくると、その印象を自分の作品に、どのように取り込むことができるかを考えるようにしています。
しかし、そっくりまねることはやめましょう。著作権がありますし、意味もありません。細かいところまでを全部取り込もうとするのではなく、構図などの大きな成り立ち及び配置や濃淡のつけ方、画面の持っている「新たな着想」などを取り込むようにするということです。
とにかくいろいろな作品を見ることで、知らず知らずのうちに、あなたの作品に対するレイアウトや一緒に描く小物類や背景の取り方などの知識は増えていきます。
絵画は大きな視野の中から切り取った一部という認識が大切です
もっと具体的に言えば、構図やデッサンは当然一番重要であり充分観察が必要ですが、あなたの感性に響いた作品の4隅(4つの角の周辺処理)は、どのように充実させているかということを研究することはとても重要です。
言い換えれば、「自分だったらどう描くかを考える」ことが、生きた勉強になります。また、デッサンの仕方とともに、濃淡のつけ方や、4隅の充実などについても研究することは、あなたの制作に役立ってきます。
4隅の充実とは、絵画の4隅がその外へ広がる表現をどのように行っているのかを研究することです。私たちの見ている絵画の画面は、全体の大きな視野から切り取った一部なので、外界へと繋がる広がりを見てくださる人へどのように伝えるかという認識を持つことが大切です。
参考情報
国展:第96回国展デジタル版 | 日本最大級の公募展。第96回国展web 版。 (kokuten.com)
独立展:独立展|第89回独立展 (dokuritsuten.com)
新制作展:2022年第85回新制作展 日程 | 新制作協会 (shinseisaku.net)
おすすめな出品できる公募展について
あなたが、10作品ほど描いて、鉛筆画の制作にある程度慣れて来ましたら、この記事の一番最後にある<鉛筆画・デッサンで初心者が簡単に構図を取り込む方法・構図関連5記事>を参考にして、「構図を入れた作品」に仕上げましょう。
難しいことは何もありません。どれか一つの記事を参考にして、あなたの構成したいモチーフを配置して描いていくだけです。また、一番手前が薄暗い・中景は暗い・遠景は明るいで構成すると、遠近感を強調できます。
また、出品する際には、その出品する公募展の出品規定を取り寄せて確認しましょう。肝心なのは、作品の最大の大きさと出品点数及び額装が必要かどうか、その場合にはガラスはだめでもアクリルであればOKなのかなどです。因みに私は、ガラスもアクリルもつけていません。
おすすめは、出品規定最大の大きさにすることと、出品点数最大点数を仕上げて出品することです。これらのことは、全国公募展以外にも、県展・市展・区展などでも全部共通して言えることです。
普通あまり教えてもらえない貴重な情報
尚、知っておくと大変役に立つ情報について触れておきます。例えば、公募展での出品規定が最大100号で県展の大きさも最大が100号であった場合には、公募展で入選できなかったとしても、その作品を再度県展へ出品することができます。
市展も仮に100号までの大きさであった場合には、県展で入選できなかった場合に市展へ再度出品できます。要は、落選した作品は「未発表作品」でいられるからです。ここを間違わないようにしてください。
もっと言えば、全国公募展・県展・市展にオールマイティーな大きさの作品を2~3枚仕上げて、全国公募展・県展・市展の順序で出品していくことができます。これを知っていて実行していけば、入選どころか、入賞率が思いっきり高まります。
勿論作品自体の完成度が充分でなければ、どこへ出しても入選すらできませんけどね。しかし、あなたがとにかく描き続けていくことで、この問題は解決できるはずです。
画歴の構築は画家としての肩書になります
私は、某公募展で落選した作品を、かの有名な「青木繁記念大賞展」へ出品したところ、「奨励賞」を受賞した経験があります。このように「使い回し」することを考えて実行していけば、「画歴」を容易に構築していくことができます。
これはフェアな行為なので安心して取り組みましょう。画歴とは、あなたの作家活動の克明な記録であり、受賞歴・入選歴などを肩書に加えることができることを指します。あなたが画家として進んでいくうえで、入賞歴は重要なアピールポイントになるのです。
尚、説明が長くなりましたが出品できる、おすすめな公募展につきましては次の通りです。何がおすすめなのかといえば、30号以下の小さな作品でも出品できるからです。
〇 国際美術公募大賞展 Home | 日本選抜美術家協会 (nissenbijutu.jp)
〇 全国公募 第6回 日美展(絵画部門) 公募概要|全国公募 日美展 (nichibi-kaiga.site)
〇 鉛筆画・色鉛筆画コンテスト
第3回 鉛筆画・色鉛筆画コンテスト – コンテスト 公募 コンペ の[登竜門] (japandesign.ne.jp)
〇 世界絵画大賞展 第19回世界絵画大賞展 2023 応募要項 (sekaido.co.jp)
まとめ
今回の、鉛筆画・デッサンで初心者が簡単に船を描く方法!では、船のある風景を自由に描いてみましょうということをお伝えしてきました。
あくまでも、冒頭の関連記事の「鉛筆画で風景を描くポイントとは?」で基本的なことも理解しながら、まずは描き始めることを優先させましょう。
そして、たまに時間があるときなどに、繰り返し繰り返し、描いていく各段階で基本的なことを見直していくような状態がベストだと私は思いますし、私自身もそのようにしてきました。
私の記事以外に、あなたも鉛筆画の基本書を1冊購入して繰り返し読むことをおすすめします。私が使っているのは、東京武蔵野美術学院・監修 鉛筆デッサンです。かれこれ30年も使っていますが、いまだにたびたび参考にしています。
ネットで確認しましたが、今でも買えるようです。しかし、どの本でもよいです。あなたが気に入った基本書を1冊手元におきましょう。
尚、鉛筆画は身近な文具から始めることができて、老若男女どなたでも、いつからでも気軽に楽しめるので、あなたが新たに鉛筆画に没頭できるとした場合、次のような効果が期待できます。
- お金があまりかからない
- 没頭できる趣味になれば、おのずと浪費が減り節約ができて投資に充てられる
- 一人でも楽しめる
- いつでも(何時でも)できる
- 天候に左右されない
- 老後に備えた節約になる
- 全く別世界の友人が新たにできる(老若男女)
- 異性との出逢いにも連動できる場合がある
- 異性とのデートでも展覧会や美術館の常設展を有効に活用できる
- 趣味からプロへの道も開ける可能性がある
- 展覧会などで自分の作品の発表ができる
- 画家になった場合作品を販売できる可能性がある
- 画家になった場合作品の描き方をネットで販売できる可能性がある
- 国内や海外旅行の目的に展覧会・美術館訪問を加えることができる
- 年老いても続けられる
あなたは、もしも画家になりたいのであれば、私のように高卒で過去に全く絵を描いたことがなくても、自分自身の中に埋もれている「可能性」を目覚めさせる努力さえできれば実現できます。
やってみなければ解らないことはいくらでもあります。おじけづかないで、のびのびと楽しんで取り組んでいきましょう。そして、あなたがどのような絵を描いていくにしても、「絶えず研究してたくさん描くこと」で必ず上達できます。
個展や県展・全国公募展へ出品するのは、はっきり言って最初は「ドキドキもの」ですが、大胆に行くことも人生必要です。振り返ってみると、意外に大きな壁ではありませんよ!
ではまた!あなたの未来を応援しています。
<鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法・構図関連5記事>
・第1記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (黄金分割と垂直・水平線)
・第2記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (√2と光を中心とした中空の三角)
・第3記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (√3と逆三角形)
・第4記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (3分割と√3)
・第5記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (4分割と3角形×2)
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