どうも。私は、プロ鉛筆画家の中山眞治です。
さて、あなたは、「鉛筆画・デッサンの初心者でも公募展やコンテストで入選の確率を上げる方法」を知りたいですか?この記事では、そのテーマ通り、あなたに具体的なテクニックとアドバイスをお伝えします。
加えて、作品の魅力を引き出す構成(構図)やトーンの使い方、独自性を表現するアイデアの発掘・開発など、重要な要素もご紹介しながら、同時に、公募展やコンテストへの出品のコツや審査員の視点についても見ていきます。
そして、初心者の人でも自信を持って作品を発表し、入選の確率を上げるためのステップバイステップのガイドも記載していきますので、興味のある人はぜひ続きをお読みください!
それでは、早速見ていきましょう!
鉛筆画・デッサンで入選のための初心者向けテクニック
まずは基本をしっかり学習する必要があります
鉛筆画やデッサンの公募展やコンテストでは、技術的なレベルや独自性が重要なポイントになります。まずは、基礎技術の習得が肝心です。
正確な線の描き方やモチーフの描写、質感や立体感の表現など、基本的な技術をしっかりとマスターしましょう。
また、光と影の使い方が重要です。適切な陰影をつけることで、鑑賞者の作品に対する知覚や視覚にアピールすることができるからです。
鉛筆画・デッサンの基本学習後には、構図の導入や独自の表現方法を発掘・開発を心がけよう
そして、作品の魅力を引き出すためには、構成(構図)の工夫が必要です。主題(主役や準主役)の配置や要素(各モチーフなど)のバランス、視点の選択など作品全体の構成を意識しましょう。
また、独自性を表現するためにはアイデアの発掘・開発が必要です。ご自身ならではの視点やテーマを見つけて、それを作品に反映させることは重要です。個性的な作品は、審査員の目にとまりやすくなるのです。
私の場合には、当初「誕生」というテーマで植物の成長を描き、生命誕生の神秘及び生命の無限の可能性や、躍動感とリズムなどを表現することにしました。関連する記事を下記に掲載しておきます(F80の号作品です)。あなたも独自のテーマを考えてみましょう。
たとえ鉛筆画であってもF130号などの大きな画面で公募展への出品も可能です
私は、鉛筆画を始めた当初はF6やF10で制作を始め、やがてF30→F50→F80→F100→F130と画面を徐々に大きくして制作を続けてきましたが、F130(194cm×162cm)であっても土日・祭日・祝日・お盆年末年始などを使えば、半年で1枚仕上げることができます。
大きな画面であっても、鉛筆による白と黒を用いた「光と影」の効果を存分に発揮することで、鉛筆画ならではの細密描写も加え、思い切った構図の導入も含めて「油絵にも負けない」画面強度を創り上げることができます。
尚、公募展やコンクールへの応募の際には、注意点があります。応募規定やテーマに沿った作品を制作することは必須です。また、応募する作品の事前資料を提出する際には、作品の写真撮影や提出書類の作成にも注意してください。
光と影の描写では鉛筆画は存分に力を発揮できます
また、審査員に作品の特長をアピールすることも重要です。審査員の視点に立って、作品の良さを引き出す工夫をしましょう。
例えば、あなたも光と影の劇的な対比を使って制作する、というようなことを心がけてはいかがでしょうか。つまり、暗いところは徹底的に暗く、明るい部分は徹底的に明るく紙の下地をそのまま使うことで、紙の白い部分が輝いて見えるくらいのアピールも可能なのです。
また、近景を薄暗く・中景を暗く・遠景を明るく描くことで、遠近感の強調ができます。この構成を主体にして、各種構図も導入することで、より一層見映えのする作品に仕上げることができます。
これらのテクニックを実践することで、鉛筆画・デッサンの入選確率を上げることができます。ご自身の技術を磨きながら、独自の表現を追求してください。
関連記事:鉛筆画で初心者が簡単に複合した構図で描く方法!(心象風景Ⅰ)
鉛筆画・デッサンの公募展で注目される方法
あなたならではの視点を持とう
公募展は、作品の品質や独自性が審査員や鑑賞者の目にとまり、注目を集める重要な機会です。まず、技術的なスキルの向上が欠かせません。そのためには、絵画教室で基礎を学び、技術の向上に努めましょう。あなたが真剣に学ぶ気があれば、1週間に2度通うとして3ヶ月も習えば充分です。
そして、正確な線の描き方や陰影の表現、質感や立体感の再現など、鉛筆画・デッサンの基本的な技術を磨くことが重要なので、絵画教室だけではなく、あなたの自宅でも「リラックス」して楽しんで取り組めるような環境を創りましょう。必要な道具類については下記の関連記事を参照してください。
尚、最初の内は、定規・コンパス・分度器等、使えるものは何でも使いましょう。最初からまっすぐに線を引かなくてはならないことなどありません。あなたが描き続けていく間に徐々に慣れていけばよいのです。ただし、これらの道具の使用は、自宅で描く際と心得てください。^^
そして、心地よい温度とリラックスできる音楽なども用意して臨みましょう。絵画教室だけでは、毎回の学習時間が、せいぜい2時間くらいしか確保できませんし、絵画教室では周囲の人とのコミュニケーションも取ろうとするあまり、集中して取り組む時間が少なくなりがちだからです。
次に、独自性を追求することが重要です。他の作品との差別化を図るためには、自分ならではの視点やアイデアを取り入れることが必要です。テーマの選択や作品の構成、描く対象のユニークさなど、独自性を引き出す工夫をしましょう。
関連記事:鉛筆画を初心者が簡単に描くための各種ツールのご紹介!
基本学習の後には構図の学習もしよう
さらに、構成(構図)やトーンの使い方にも注目しましょう。また、作品の構図や配置、バランスを考えることで、視覚的な魅力を高め立体感も表現できます。そのためにも、あなたから見て、構図がたくさん掲載されている分かりやすい本を1冊購入しましょう。
公募展に応募する際には、応募要項やテーマに沿った、審査員が求める要素に合致する作品を制作して応募することが必要です。
これらの方法を実践することで、鉛筆画・デッサンの公募展で注目される可能性が高くなります。自らの技術を磨きながら、独自の視点や表現も追求してください。
公募展やコンクールで入選するための鉛筆画・デッサンのコツ
公募展やコンクールで入選するためのコツ
作品を描き続けることは、経験を積み、技術レベルを向上させることに役立ちます。そのためにも、あなたが描き始めて間もない場合には、描くことに慣れるためにも、楽しんでたくさん描き進みましょう。最初の取り組みでは、構図などは一切考えずに楽しんで描くことが重要です。
次に、あなたが鉛筆画・デッサンにある程度慣れて来ましたら、構図の勉強を始めると同時に、作品の独自性を追求しましょう。コンクールでは、他の応募作品との差別化が重要になります。つまり、あなた独自の視点を持つということです。
ご自身ならではの視点やアイデア、独自のスタイルを取り入れることで、審査員の目にとまる作品を制作することに役立てられます。
この視点と言われても、どういったことかがよくわかりにくいと思いますが、前述していますように、私の場合には、「誕生」というテーマで植物の成長を描き、生命誕生の神秘及び生命の無限の可能性や、躍動感とリズムなどを表現するようなことですが、別の視点も後述します。
鉛筆画・デッサンの場合には、表現方法がモノトーンなので、油彩画・水彩画・アクリル画と比べると地味に見えますが、逆に、審査員から見ると「新鮮」「鮮烈」に映るのです。カラフルな作品は、色でごまかしていることも多くありますが、審査員の目はごまかせません。
公募展やコンクールのテーマで制作することは必須事項です
「光と影の劇的な対比」や構図をしっかり用いた作品で仕上げれば、プロの審査員には「玄人好みの作品」として、他の作品よりも注意を引くことができます。
尚、構成(構図)やバランスには充分な注意を払いましょう。作品の構図は骨格と同じであり、主題(主役や準主役)及び要素(各モチーフなど)の配置や視覚的なバランスを熟慮することは、鑑賞者に強烈なインパクトを与えられることに結びつきます。
さらに、テーマに合致した作品を制作しましょう。 コンテストのテーマや審査基準に沿った作品で応募することは必須です。そうでなければ、審査員の興味を引くことはできません。
公募展にエントリーする際の重要なポイント
応募規定や出品点数の制限にも注目しよう
まず、応募要項やルールを充分に理解してください。 また、出品できる点数の制限などにも注意を払うことが大切です。
ここで重要なことは、応募規定内の最大の作品の大きさにすることと、出品点数最大で応募することです。これで、入選の確率を「グン」と高めることができます。
なぜかと言えば、一番大きな作品で、出品点数最大で応募してきた作家の努力を酌もうと考えることは、当然だからです。審査員といえども人の子です。
作品の仕上げには細心の注意を払い、それ以外の要件にも気を配ろう
ただし、作品の完成度を高める工夫を充分にできていなければ、入選できないこともありますので、作品の魅力や独自性を最大限に表現しましょう。そのためにも、デッサン力を高め、構図を導入し、画面全体の構成を吟味して、作品に独自性を持たせましょう。
鑑賞者や審査員に強い印象を考えるためには、作品の技術的なレベルや表現力が重要です。そして、作品の品質を向上させるために、上級者からの指摘を受けることができるのであれば、その機会も活用しましょう。
公募展や、コンクールへの出品経験者の指摘ほど即効性のあるアドバイスはありませんが、あなたが公募展やコンクールへの出品を考えているのであれば、入選経験のある人からの意見が大切です。
審査員が求める鉛筆画・デッサン作品の抜きんでた要素
鉛筆画・デッサン作品に求められる特長
まず、技術的なスキルと表現力が重要です。鉛筆画・デッサンの線の正確さ、陰影の表現、質感や立体感の再現など、技術的なレベルの高さが求められます。
そして、作品に感情やメッセージを伝える表現力も重視されると同時に、特異性と独自性が求められます。審査員は、新鮮で斬新なアイデアや視点を持った作品に注目するのです。ご自身の独自性を大切にし、個性を発揮してください。
作品は上手に描くことだけではなく、あなたのメッセージも反映しよう
例えば、複合した構図などを用いて、より説得力のある作品を光と影を強調した「劇的な作品」に仕上げることで、注目を集めることは可能です。
また、作品の構成(構図)や主題(主役や準主役)と要素(各モチーフなど)のバランスが重要です。正確な割合及び比率やバランスの取れた作品は、視覚的な魅力を高めることができます。
さらに、作品に意図やメッセージを反映させることも重要です。審査員は、作品の潜在的な意図やメッセージを理解しようとするのです。
鉛筆画・デッサンでは独自性も考えてみよう
私の場合には、前述していますように「生命誕生の神秘及び生命の無限の可能性や、躍動感とリズムなど」を表現している作品で最初の公募展へ出品しました。
あなたの制作する作品では、例えば、夜の景色の中の柔らかな照明に浮かび上がる建物をクローズアップして「静寂」を表現することもできます。
また、各種モチーフの中から、「擬人化」した世界を作り出してみるとか、金属質のモチーフに映る他のモチーフを描いて「反射」というようなシリーズを描いてみるのも面白いですね。この場合には、特に「光と影」を強調できるので、鉛筆画の制作にはうってつけです。
作品制作のイメージはいくらでも湧いてくるものです
さらに、地表面から上空を見上げたような視点の作品を描くこともできるのではないでしょうか。つまり、あなたの視点が、まるで「アリ」などの昆虫が、上空を振り仰いでいるようなイメージです。
その状況では、画面の手前に「大きなドングリ」などを置いて、はるか遠景の上空に鳥を飛ばすような感じです。あるいは、川の流れを描いて、画面一番手前に「大きな笹船」を配置して、遠景に徐々に遠のいていく樹木群で遠近感を強調してみるのもいいかもしれません。
樹木の間からは木漏れ日が川面を照らし、ところどころ流れの中にある岩を描くことで、水音までも聞こえてきそうな雰囲気を作れます。
また、一方では、あなたの作品の主題(主役や準主役)を細密描写して、要素(各モチーフなど)も描きながら、主題以外は細密描写をあえてしないことで、より主題を引き立てるということも考えましょう。言ってみれば「あえて手を抜く」ことで、主題を引き立てるということです。
たまには絵画鑑賞に出かけよう
絵画を見に行く際のおすすめな公募展
また、たまには絵を見に行きましょう。私の印象では、日展は「きれいなだけで、個性的で野心的な作品が少ない」印象しかありません。
おすすめは第1に国画会の展覧会である「国展(4月末~5月中旬)」、次いで独立美術協会の展覧会である「独立展(10月)」や、新制作協会の展覧会である「新制作展(9月下旬~10月上旬)」です。
そして、展覧会(全国公募展)へ行きましたら、細かな技法ばかりを見るのではなくて、作品から受けるあなたの印象が重要です。
最初の内は、よくわからなくてもあなたがどのように感じたかが一番肝心なのです。やがてそれが、緊張感の出し方や画面構成のバランスなどに活用することができるでしょう。
絵画鑑賞では大きな要素を掴もう
私は、恥ずかしながら、抽象画がいまだによくわかりませんが、気に入った具象画を見て帰ってくると、大づかみな印象を自身の作品に、どのように取り入れることができるかを考えるようにしています。
そして、そっくりまねることはやめましょう。著作権がありますし、意味もありません。細かいところまでを全部取り込もうとするのではなく、構図などの大きな成り立ち及び配置や濃淡のつけ方、画面の持っている「新たな着想」などを取り込むようにするということです。
さらに具体的な点では、構図やデッサンは当然一番重要であり充分観察が必要ですが、4隅(4つの角の周辺処理)をどのように充実させているかということがとても重要です。
参考情報
国展:第97回国展 開催概要 | 国展 (kokuten.com)
独立展:独立展|第90回記念独立展 (dokuritsuten.com)
新制作展:2023年 第86回新制作展 〜絵画部応募規定〜 | 新制作協会 (shinseisaku.net)
絵画は大きな視野の中から切り取った一部という認識が大切
展覧会で、あなたの感性に響いた作品があった場合には、その4隅(4つの角の周辺処理)はどのように充実させているかということを研究することは、とても重要です。
言い換えれば、「自分だったらどう描くかを考える」ことが、生きた勉強になります。また、デッサンの仕方とともに、濃淡の対比の強調や、4隅の充実などについても研究することは、あなたの制作に極めて重要な要素となって役立ちます。
4隅の充実とは、絵画の4隅がその外へ広がる表現をどのように行っているのかを研究することです。私たちの見ている絵画の画面は、全体の大きな視野から切り取った一部なので、外界へと繋がる広がりを見てくださる人へどのように伝えるかという認識を持つことが大切です。
おすすめな出品できる公募展
あなたが、ある程度描いて鉛筆画の制作に慣れて来ましたら、この記事の一番最後にある<鉛筆画・デッサンで初心者が簡単に構図を取り込む方法・構図関連5記事>を参考にして、「構図を入れた作品」に仕上げましょう。
難しいことは何もありません。私のどれか一つの記事を参考にして、あなたの構成したいモチーフを配置して描いていくだけです。また、一番手前の近景が薄暗い・中景は暗い・遠景は明るいで構成すると、遠近感を強調できます。
また、出品する際には、その出品する公募展の出品規定を取り寄せて確認しましょう。肝心なのは、作品の最大の大きさと出品点数及び額装が必要かどうか、その場合にはガラスはだめでもアクリルであればOKなのかなどです。因みに私は、ガラスもアクリルもつけていません。
おすすめは、出品規定最大の大きさにすることと、出品点数最大を仕上げて出品することです。これらのことは、全国公募展以外にも、県展・市展・区展などでも全部共通して言えることです。
普通あまり教えてもらえない貴重な情報
選外作品は未発表作品です
尚、知っておくと大変役に立つ情報について触れておきます。例えば、公募展での出品規定が最大100号で県展の大きさも最大が100号であった場合には、公募展で入選できなかったとしても、その作品を再度県展へ出品することができます。
市展も仮に100号までの大きさであった場合には、県展で入選できなかった場合に市展へ再度出品できます。要は、落選した作品は「未発表作品」でいられるからです。ここを間違わないようにしてください。
心血を注いだ作品にはできる限り日の目を見せてあげよう
場合によっては、A公募展へ出品した作品3点のうち、1点が入選できた場合には、それ以外の作品は選外になります。よほどのことがない限り、入選作品は1点です。そこで、選外になった作品をB公募展へ出品することができます。
また、B公募展でも1点入選したが、もう1点は選外になった場合には、その選外作品はC公募展へ出品することができます。場合によっては、その最終的な選外作品を県展→市展へ出品というようなことでも良いのです。
もっと言えば、全国公募展・県展・市展にオールマイティーな大きさの作品を2~3枚仕上げて、全国公募展・県展・市展の順序で出品していくこともできます。これを知っていて実行していけば、入選どころか、入賞率も高まります。
勿論、作品自体の完成度が充分でなければ、どこへ出しても入選すらできませんけどね。しかし、あなたがとにかく描き続けて、研究もおこなっていけるならば、この問題は解決できるはずです。^^
画歴の構築は画家としての肩書です
私は、某公募展で落選した作品を、有名な「〇〇〇記念大賞展」へ出品したところ、「奨励賞」を受賞した経験があります。このように「使い回し」することを考えて実行していけば、「画歴」を容易に構築していくことができます。
これはフェアな行為なので安心して取り組めます。せっかく心血を注いで仕上げた作品なのですから、作品にできる限り日の目を見せてあげたいのが親心ですよね。^^
ところで画歴とは、あなたの画家としての活動の克明な記録であり、受賞歴・入選歴などを肩書に加えることができることを指します。あなたが画家として進んでいくうえで、入賞・入選歴は重要なアピールポイントになるのです。
尚、説明が長くなりましたが出品できる、おすすめな公募展につきましては次の通りです。何がおすすめなのかといえば、30号までの小さな作品でも出品できるからです。
〇 国際美術公募大賞展 Home | 日本選抜美術家協会 (nissenbijutu.jp)
〇 全国公募 第6回 日美展(絵画部門) 公募概要|全国公募 日美展 (nichibi-kaiga.site)
〇 鉛筆画・色鉛筆画コンテスト
第3回 鉛筆画・色鉛筆画コンテスト – コンテスト 公募 コンペ の[登竜門] (japandesign.ne.jp)
〇 世界絵画大賞展 第19回世界絵画大賞展 2023 応募要項 (sekaido.co.jp)
まとめ
今回の、初心者でも簡単!鉛筆画・デッサンで公募展やコンクールで入選の確率を上げる方法とは?では、鉛筆画・デッサン入選のための初心者向けテクニックでは、基本技術の習得が一番最初に必要になります。線の描き方や光と影の表現、質感や立体感の再現など、基礎的な技術を磨きましょう。
そして、作品の魅力を引き出すためには、構成(構図)やトーンの使い方にも注目する必要があります。また、独自性を表現するためにはアイデアの発掘・開発が必要であり、公募展やコンクールへの応募の際には、応募要項やテーマに沿った作品を制作することは必須です。
尚、鉛筆画・デッサンの公募展で注目される方法は、技術の高さと独自性の追求です。正確な描写や表現力の高さは審査員や鑑賞者の目を引きます。
そして、独自の視点やアイデアを取り入れることで視覚的な魅力を高めるために適切な配置やバランスを考慮し、作品の魅力を最大限に引き出すことが大切です。そのためにも、あなたは描くことに慣れて来ましたら、構図についても学習しましょう(下の関連記事も照してください)。
また、出品時に作品の事前書類を送る必要がある場合には、制作する文書にも注意して、作品の特長や意図を明確に伝えることが求められます。また、応募要項の記入や料金の支払いのタイミングにも充分な注意を払う必要があります。
これらのポイントを押さえながら、鉛筆画・デッサンの公募展・コンクールでの入選を目指しましょう。技術と個性を最大限に発揮し、審査員や鑑賞者の心を魅了する作品を創り上げることを目指すことが求められています。
ではまた!あなたの未来を応援しています。
関連記事:鉛筆画・デッサンの魅力を最大限に引き出す!構図導入の必要性と方法とは?
<鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法・構図関連5記事>
・第1記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (黄金分割と垂直・水平線)
・第2記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (√2と光を中心とした中空の三角)
・第3記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (√3と逆三角形)
・第4記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (3分割と√3)
・第5記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (4分割と3角形×2)
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