どうも。私は、プロ鉛筆画家の中山眞治です。
さて、今回の記事は、「鉛筆画・デッサンで初心者が簡単に擬人化した構成でビンを描く方法!」というテーマで進行しますが、制作にあたっては、最初の内は構図を意識せず自由にできるだけ多く描いて、ある程度慣れてから構図の取り込みも考えていきましょう。
そして、鉛筆画制作の基本的なことに慣れてきた後は、作品をより魅力的に構成することのできる「構図」についても研究していくことで、各種展覧会や公募展へ出品して、入選以上の「入賞」を目指すこともできます。
尚、あなたが構図について興味のある場合については、私の「鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは!」の5記事がこの記事の最下部にありますので、是非参考にしてみてください。
そして、私の作品に基づいた具体的な構図の取り込み方は、あなたが構図に取り組む初めの段階で、この5種類の構図を用いれば当面の展開ができるはずです。
また、幅広いジャンルでの基本的な部分につきましては、次の記事でもさまざまにご説明していますので、是非ご参照ください。
関連記事:鉛筆画で初心者が簡単に静物を描くポイントとは?
鉛筆画・デッサンでビンを描くことに取り組むメリットとは
静物画といえば、歴史上の海外の有名な画家は、セザンヌ、ゴッホ、マネ、ルノアール、シスレー、ピサロ、ゴーギャンなど、まだまだたくさんの有名な画家がいらっしゃいます。
そして、身近なモチーフで構図などを工夫して、今回のテーマのように描くことができるとすれば、野外へスケッチに行く必要もないので天候に左右されず、日照時間などの時間的な制約も受けないことが大きいのではないでしょうか。
静物を使って、構図にそれぞれのモチーフをいかに構成していくかをじっくりと考えることは、室内で落ち着いて、時間を気にせずに取り組めるので、絵画の制作に没頭できる至福の時間を満喫できます。
先人たちのビンを用いた作品
セザンヌ ペパーミント・ボトル 1893-1895年 ワシントン・ナショナル・ギャラリー
セザンヌ 果物籠とスープ鉢のある静物 1877年 オルセー美術館
ゴッホ レモンの籠と瓶 1888年 クレラー=ミュラー美術館
ゴッホ 陶器と瓶と木靴のある静物 1881年
マネ フォリー・ベルジェールのバー 1882年
鉛筆画制作のための構想を練る
あなたの身近なビン類を探しましょう
上記のように、一部分を取り上げただけでも、静物画ではビンはモチーフとして多く使われています。ワインのボトルやシャンパンボトル、グラスなども描き込み、さまざまな果物やご馳走をふんだんに盛り込むというのも豪華でいいですね。
しかし、今回の制作では、「空きびん」で擬人化に挑戦するので、さまざまに個性的な空きびんを集めてみましょう。あなたの自宅にある小さくて可愛らしいものから、ウイスキーボトルやブランデーボトルなどもありますよ。
特に、ブランデーのビンは個性的なものがあります。また、ドンペリのシャンパンボトルの個性的な「ラベルの形」も面白いですね。あとはあなたの好みに合うものを探してきましょう。ヘネシー・レミーマルタン・マーテル・カミュ・サントリーブランデーXOなんてのもあります。
探してみると個性的なボトルはどこにでもあります
集めてきましたら、あとはあなたが擬人化させる組み合わせを考えてください。難しいことではありません。「何となくそんな風に見える」というので良いのです。私の作品のように、楽しんで組み合わせを考えてみましょう。
今回の制作例では、ただ単にビンを描くのでは面白みがないので、さまざまな形の違うビンを組み合わせて「家族の肖像」をイメージできるようにします。
実際の制作で、あなたもこのような作品を描く際には、細長いもの・平べったく幅広いもの・普通のどこにでもあるビン・特殊な形のビン等も考えてみましょう。
また、黒い下敷きの上にモチーフを配置することによって、きれいな映り込みまで描くことが可能になります。この映り込みがあると、一種独特の雰囲気をかもしだすことができます。
その他ビン類を描くうえでのアイディア
ひときわ小さなビンを描いて、そのビンにはキャップをつけてみるということで変化をもたらすこともできますし、空きびんの中へ空き缶を交えて描き、題名を「訪問者や招かざる客」とするのも面白いかもしれません。
また、緊張感を出すために、テーブルの縁の方へ配置して、不安定で危険なイメージを出すこともできますし、あえてテーブルの中心において安定感を強調するのもいいでしょう。
さらには、ビンの集まっている横の隅に「ハンマー」を描いて、「不穏な空気」をかもしだすという手もあるかもしれませね。^^
あなたの心惹かれるビンを選びましょう
今回は、ビンに関するモチーフを対象として進んでいきますが、あなたの描きたい「実物の空きビン」を手元に用意してください。写真集や、ネットからダウンロードやスクリーンショットしたものでは、「ビン」特有の光と影をつぶさに観察できないからです。
尚、あなたの気に入った背景にするとか、見てくれる人が混乱しないように、モチーフ全体のレイアウトを整理しましょう。それによって、作品がストレスなく見てもらえるようになります。
鉛筆画・デッサンでのビンの描き始めについて
最初は、一番気をつける必要があることはモチーフ全体の大きさと位置です。それは、制作が進んだ途中の段階から間違いに気づいても、大きさと位置はほとんどの場合に変えられないからです。
私の場合には、この輪郭線を描いた段階でいったん休憩して、改めて時間をおいてから確認するようにしています。そうです。文章を書いた時の校正をするような気分で、改めて確認しているのです。場合によっては、次の日に見直すのでも良いかもしれませんね。
そして、モチーフ全体の大きさと位置の輪郭が決まりましたら、大きいところから、小さいところの順に描いていきます。細かなところは後で修整しますので、描き始めは、全体のバランスを取ることだけを考えて描いていきましょう。
また、今回の制作では、構図は考えませんので、あなたの描きたいように自由に描き進んでいきましょう。
描き初めの陰影のつけ方
家族の肖像 1997年 F10 中山眞治
黄色線で囲んだ部分:ガラス製品特有の濃い黒が走っている部分を表す線
画面上に、対象となるモチーフの輪郭が描けましたら、陰影をつけていきます。重要なのは、描き始めの最初は細かいところは気にしないことです。細部は、仕上げに近づいていく段階で少しづつ修整していく感じで描き進めましょう。
この段階では、作品全体の明暗を徐々に描き進めます。まず初めは、一番濃い色のところから陰影をつけていきましょう。
ビンは、光を受けて輝いているところがある反面、濃い黒が走っている部分があります。この黒い部分には、私の作品には6B~8B程度を入れています。
この濃い黒と、光が反射している部分があって、初めて「ビンらしく見える」ので、よく観察しながら描き進めていくことが大切です。
作品全体を同時進行する
対象となるビンの背景も同じように描き進めていきます。あくまでもビンと背景は同時進行です。この段階でも大切なのは、作品全体のバランスを考えることです。
背景に、ほど良い黒を持ってくることで、手前のモチーフの光に反射している部分が、前面に出てくるように見えるので、よく観察してトーンを入れていきましょう。ちなみに、私の作品の背景にはB~2B程度で仕上げています。
それは、ビン特有の濃い黒を考えた場合に、背景を濃くし過ぎると、モチーフの濃い黒が引き立ちにくいと思えたからです。つまり、床面のトーンとモチーフの濃い黒の中間的な色を背景に持ってきているということです。
尚、背景には均一なトーンで埋めるよりも、揺れ動いているようなトーンを入れて、動きを作ることも心がけます。
タッチの向きを気にしながら描き進める
タッチ(※)の向き(鉛筆を動かす方向)は、そのモチーフに合った方向でつけます。ここまでの制作の大まかな陰影がついているはずですから、少し細かい所にも目を向けて、描き込んでいきます。
※タッチとは、画材による点や線及び光と影によってできる明暗の変化や、鉛筆で描いたグレーの濃淡、明暗など、グラデーションの状態・ようすなどのことです。
鉛筆画制作時の形態を表すタッチについて
出典作品:東京武蔵野美術学院・監修 鉛筆デッサン 大寺聡氏
本来、モチーフにタッチがあるわけではありませんが、鉛筆デッサンではタッチを用いて面の方向や形態を表現できます。
尚、タッチとは、「モチーフの形状の成り立ちを印象として判別できる手法」という解釈がありますし、「画面上に残された筆や絵具の跡が作家の個性を表わす要素」という見方もできます。
そして、モチーフが前光(真上からの光)の状態で、調子(※)がわずかしかないときや、白いモチーフをあまり黒くせずに表現したい場合には、タッチを上記画像のように使い分けると効果的です。
(※) 鉛筆で描いたグレーの濃淡、明暗など、階調の状態・様子。
だんだん細かく描き込んでいく
描き始めでは、細かいところを見て描写していくと、どんどん濃淡の色数が増えます。まずは、一番濃い色のところを確定させて、その色に合わせてその他の部分のトーンの濃さを決め、全体の陰影のバランスをとっていくと割とスムーズに描き進められます。
逆に、明るい色から描き進んでいくと、最終的な濃い色がどんどん濃くなっていく傾向になってしまいますので、注意が必要です。ご自身の目で見て、この色が一番濃い色(黒)というところを基準にして、徐々に明るくしていくという方が制作の手順がスムーズです。
それでも、調整しにくい場合には、最終的に今まで一番濃い色であったところを、後から、もう一段濃くして折り合いをつけてもよいのです。あくまでも制作しやすくするための手順と考えて、あなたが描きやすい方法で進めていきましょう。
対象となるビンをよく観察しよう
今回の制作では、あまり考え過ぎないようにして、確定的な筆圧の強い描き方を避けて描くことで、あとからいくらでも修整をきかせることができます。
尚、練り消しゴムは、プラスチック消しゴムなどよりも紙を痛めずに優しく消せますし、「消す」というよりは「描く」イメージで、白抜きしたいところに使います。
今回の制作例であれば、ハイライト部分では、先端部分をマイナスドライバーのような形状にして念入りに拭き取ります。
この制作例では、擬人化した雰囲気のビン類を描いていますので、描き始めは床面をHBで、奥の壁面はBで描き始めて、様子を見ながら2B程度のトーンで落ち着かせます。
また、ビンが黒い下敷きに映っている影も強調する必要がありますので、影についても入念に描写します。この影の仕上げ時には、影全体に淡いトーンを均一に入れることで、画面上のモチーフを引き立てることができます。
細密描写は主役のモチーフを中心に行いましょう
仕上げに向って、あなたがどのようなビンに関連する作品を制作するかはわかりませんが、あなたが主役と決めたモチーフ以外を細密描写してしまうと主役が目立たなくなりますので、主役を目立たせるように常に意識しましょう。
準主役のモチーフであっても、主役に対して当然細密描写の加減は抑えるということです。また、一番光っている部分は、主役のモチーフにするという具合に考えてください。
材料や道具は何でも使いましょう
あなたが、鉛筆画の制作に慣れるまでの最初では、定規及びコンパスや分度器なども自由に使いましょう。とにかく自由に、あなたが楽しんで描けることが一番重要です。
ただし、あなたが絵画教室などで教えを受ける際には、平然とそれらのものを使うのは止めましょう。あくまでも、自宅での制作時には何でもありと理解してください。ふと振り返ったら、そこに「顔を真っ赤」にした先生が立っていたら怖いですよね。^^
基本的なデッサンのポイントの細かいことは、あなたが描くことに慣れるにしたがって、継続して考えていけばよいのです。
たまには絵を見に行きましょう
絵画を見に行く際のおすすめの公募展
また、たまには絵を見に行きましょう。私の印象では、日展は「きれいなだけで個性的で野心的な作品は少ない」印象しかありません。
おすすめは第1に国画会の展覧会である「国展(4月末~5月中旬)」、次いで独立美術協会の展覧会である「独立展(10月)」や、新制作協会の展覧会である「新制作展(9月下旬~10月上旬)」です。
そして、展覧会(全国公募展)へ行きましたら、細かな技法ばかりを見るのではなくて、作品から受けるあなたの印象が重要です。
最初の内は、よくわからなくてもあなたがどのように感じたかが一番肝心なのです。やがてそれが、緊張感の出し方や画面構成のバランスなどに活用することができるでしょう。
絵画鑑賞では大きな要素を掴みましょう
私は、恥ずかしながら、抽象画がいまだによくわかりませんが、気に入った具象画を見て帰ってくると、大づかみな印象を自身の作品に、どのように取り入れることができるかを考えるようにしています。
そして、そっくりまねることはやめましょう。著作権がありますし、意味もありません。細かいところまでを全部取り込もうとするのではなく、構図などの大きな成り立ち及び配置や濃淡のつけ方、画面の持っている「新たな着想」などを取り込むようにするということなのです。
さらに具体的な点では、構図やデッサンは当然一番重要であり充分観察が必要ですが、4隅(4つの角の周辺処理)をどのように充実させているかということがとても重要です。
参考情報
国展:第96回国展デジタル版 | 日本最大級の公募展。第96回国展web 版。 (kokuten.com)
独立展:独立展|第89回独立展 (dokuritsuten.com)
新制作展:2022年第85回新制作展 日程 | 新制作協会 (shinseisaku.net
絵画は大きな視野の中から切り取った一部という認識が大切です
もっと具体的に言えば、構図やデッサンは当然一番重要であり充分観察が必要ですが、あなたの感性に響いた作品の4隅(4つの角の周辺処理)は、どのように充実させているかということを研究することはとても重要です。
言い換えれば、「自分だったらどう描くかを考える」ことが、生きた勉強になります。また、デッサンの仕方とともに、濃淡のつけ方や、4隅の充実などについても研究することは、あなたの制作に役立ってきます。
4隅の充実とは、絵画の4隅がその外へ広がる表現をどのように行っているのかを研究することです。私たちの見ている絵画の画面は、全体の大きな視野から切り取った一部なので、外界へと繋がる広がりを見てくださる人へどのように伝えるかという認識を持つことが大切です。
参考情報
国展:第96回国展デジタル版 | 日本最大級の公募展。第96回国展web 版。 (kokuten.com)
独立展:独立展|第89回独立展 (dokuritsuten.com)
新制作展:2022年第85回新制作展 日程 | 新制作協会 (shinseisaku.net)
おすすめな出品できる公募展について
あなたが、ある程度描いて鉛筆画の制作に慣れて来ましたら、この記事の一番最後にある<鉛筆画・デッサンで初心者が簡単に構図を取り込む方法・構図関連5記事>を参考にして、「構図を入れた作品」に仕上げましょう。
難しいことは何もありません。私のどれか一つの記事を参考にして、あなたの構成したいモチーフを配置して描いていくだけです。また、一番手前の近景が薄暗い・中景は暗い・遠景は明るいで構成すると、遠近感を強調できます。
また、出品する際には、その出品する公募展の出品規定を取り寄せて確認しましょう。肝心なのは、作品の最大の大きさと出品点数及び額装が必要かどうか、その場合にはガラスはだめでもアクリルであればOKなのかなどです。因みに私は、ガラスもアクリルもつけていません。
おすすめは、出品規定最大の大きさにすることと、出品点数最大数を仕上げて出品することです。これらのことは、全国公募展以外にも、県展・市展・区展などでも全部共通して言えることです。
普通あまり教えてもらえない貴重な情報
尚、知っておくと大変役に立つ情報について触れておきます。例えば、公募展での出品規定が最大100号で県展の大きさも最大が100号であった場合には、公募展で入選できなかったとしても、その作品を再度県展へ出品することができます。
市展も仮に100号までの大きさであった場合には、県展で入選できなかった場合に市展へ再度出品できます。要は、落選した作品は「未発表作品」でいられるからです。ここを間違わないようにしてください。
もっと言えば、全国公募展・県展・市展にオールマイティーな大きさの作品を2~3枚仕上げて、全国公募展・県展・市展の順序で出品していくことができます。これを知っていて実行していけば、入選どころか、入賞率も高まります。
勿論、作品自体の完成度が充分でなければ、どこへ出しても入選すらできませんけどね。しかし、あなたがとにかく描き続けていくことで、この問題は解決できるはずです。^^
画歴の構築は画家としての肩書になります
私は、某公募展で落選した作品を、かの有名な「青木繁記念大賞展」へ出品したところ、「奨励賞」を受賞した経験があります。このように「使い回し」することを考えて実行していけば、「画歴」を容易に構築していくことができます。
これはフェアな行為なので安心して取り組みましょう。せっかく心血を注いで仕上げた作品なのですから、日の目を見せてあげたいのが親心ですよね。
ところで画歴とは、あなたの作家活動の克明な記録であり、受賞歴・入選歴などを肩書に加えることができることを指します。あなたが画家として進んでいくうえで、入賞・入選歴は重要なアピールポイントになるのです。
尚、説明が長くなりましたが出品できる、おすすめな公募展につきましては次の通りです。何がおすすめなのかといえば、30号以下の小さな作品でも出品できるからです。
〇 国際美術公募大賞展 Home | 日本選抜美術家協会 (nissenbijutu.jp)
〇 全国公募 第6回 日美展(絵画部門) 公募概要|全国公募 日美展 (nichibi-kaiga.site)
〇 鉛筆画・色鉛筆画コンテスト
第3回 鉛筆画・色鉛筆画コンテスト – コンテスト 公募 コンペ の[登竜門] (japandesign.ne.jp)
〇 世界絵画大賞展 第19回世界絵画大賞展 2023 応募要項 (sekaido.co.jp)
まとめ
今回の、鉛筆画・デッサンで初心者が簡単に擬人化した構成でビンを描く方法!では、「描く気」にさえなれれば描けることを理解していただけたと思います。身近な「空きビン」であっても、あなたのイメージさえまとまっていれば描くことができるのです。
描いたことのないモチーフを描くことは、特に最初のとりかかり時には「戸惑い」や「抵抗」があるかもしれませんが、今回の制作例のような手順で進めていけば描くことができます。また、数をたくさん描くことによって必ず上達できます。
制作手順については、全体の大きさと位置を決める→構成要素の大きなものから順に描く→一番重要なのは大きさや位置と形状を意識する→一番濃い色からトーンを入れていく→徐々に細部を描き込む→背景も同時進行する。
そして仕上げの時点では、濃いところをもう一段黒くして、ハイライト部分は再度練消しゴムで拭き取って、より明るくしましょう。
そして、やがて慣れてきてから構図も取り入れることを考えればよいでしょう。ともかく、あなたが楽しんで、制作を続けられることが一番重要です。
あなたは、もしも画家になりたいのであれば、私のように高卒で過去に全く絵を描いたことがなくても、自分自身の中の埋もれている「可能性」を目覚めさせる努力さえできれば実現できます。
そして、完成度が高く、人を惹きつけられるような、自分自身で納得できる作品をどのように制作するかを考えることが大切です。まずは、この記事にあるように、「自由に何でも描いて慣れる」ことに主眼を置きましょう。
また、次に描くためのポイントなどの基礎を学んだあとに自分でいろいろ試行錯誤して、思い切って、市や区の展覧会や公募ガイドなどに載っている企画にもどんどん出品してみましょう。
個展や県展・全国公募展へ出品するのは、はっきり言って最初は「ドキドキもの」ですが、大胆に行くことも人生必要です。振り返ってみると、意外に大きな壁ではありませんよ!
参考:公募ガイド
アート・工芸|公募情報一覧|公募/コンテスト情報なら公募ガイドONLINE (koubo.co.jp)
ではまた!あなたの未来を応援しています。
<鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法・構図関連5記事>
・第1記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (黄金分割と垂直・水平線)
・第2記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (√2と光を中心とした中空の三角)
・第3記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (√3と逆三角形)
・第4記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (3分割と√3)
・第5記事 鉛筆画で初心者が簡単に構図を取り込む方法とは! (4分割と3角形×2)
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