鉛筆画・デッサンで自然の風景を美しく描く方法

風景画の描き方

 どうも。鉛筆画家の中山眞治です。さて、先日は、雪が降ったと思ったら、一転して春の陽気になるなどで、体調管理が難しいですね。元気でお過ごしですか?^^

 ところで、鉛筆画やデッサンで自然の風景を描くことは、技術を磨き、自然の美しさを捉える素晴らしい方法です。

 この記事では、鉛筆及び木炭や、その他のデッサン材料を使用して、山、川、森林など、さまざまな自然のシーンをどのように効果的に描くかについて解説します。

 基本的なスケッチから始めて、感触及び質感や光と影の描写、そして写実を高めるテクニックまで、あなたの画力を次のレベルへと引き上げるための秘訣をご紹介します。

 それでは、早速見ていきましょう!

鉛筆画・デッサンの基礎:材料と準備

 鉛筆画やデッサンは、自然の美しさを捉えるための最も古典的で基本的なアプローチの一つです。この芸術形式を追求する旅を始める前に、適切な材料を準備し、基本的な準備を整えることが成功への鍵となります。

材料の選び方

 鉛筆画やデッサンには、さまざまな硬度の鉛筆が必要です。H(硬い)系統の鉛筆は細かい線に、B(柔らかい)系統の鉛筆は濃い線や影の部分に適しています。

 初心者の人には、2H・H・HB・B・2B・3B・4Bまでの7本からスタートすることをおすすめします。これらの鉛筆を使って、さまざまな感触及び質感や陰影を表現することができます。

 スケッチブックや紙の選択も同様に重要です。滑らかな紙は細かい線の描写に適しており、感触のある紙は影や質感の表現に優れています。実験を重ねることで、あなたの芸術スタイルに最適なスケッチブックや紙を見つけることができます。

関連記事:初心者必見!鉛筆画・デッサンで最適な鉛筆の選び方とその特性ガイド

関連記事:鉛筆画・デッサン初心者~中級者必見!最適なスケッチブックと紙の選び方

準備手順

 鉛筆画やデッサンを始める前に、構図を考え、簡単な下描きを行います。これにより、全体のバランスを把握し、必要な修整を加えることができます。また、光の方向や強さを意識することで、作品に深みと写実をもたらすこともできます。

 そして、あなたが初心者の場合には、余計なことは何も考えずに、楽しむことだけに集中して5~10作品くらいを描くことが重要です。趣味で終わらせるつもりならば、ここまででよいでしょう。

 しかし、中級者以上の場合で、各種展覧会や公募展へも出品したい・できるものならばプロ画家になりたい、と考えるのであれば、充分に構想を練り、また構図を取り込む必要があります。

 つまり、あなたの制作画面全体を使い切り、各種展覧会や公募展の審査員に魅力的な絵であることを充分にアピールできなければ入選はできないということです。

 何となく描いた絵、構図を意識していない絵、モチーフだけ丹念に描いた絵では足りないのです。そこで、「構想を練る」ことに関心のある人は、次の記事を参照してください。また、構図については、この記事の最終部分の関連記事もご覧ください。

関連記事:鉛筆画・デッサンで差をつける:初心者から上級者までの制作構想の重要性とは?

制作のための環境造りと姿勢

 制作に入る前に、室内の温度や湿度を快適な状態に整えましょう。自宅の場合には、あなたのくつろげる音楽の用意も必要です。そして、制作時の姿勢は、足を組まずに、イスに深く腰掛けることで、長時間の制作でも疲れにくくなれます。

 初心者の人は、絵画教室で初歩的なことは教えてもらいましょう。ただし、1年以上通ってはいけません。その理由は、そこの講師を超えることはできないからです。よほど素晴らしい作品を制作する人であれば別ですが、そうではないことも多いのです。

 そのような人に教わって、しかも超えることができないとしたら意味がありません。できれば、スマホでその絵画教室の講師の名前で検索すれば、作品が出てきますので、その作品群を見て、あなたが「ぜひ教わりたい」と思えるかどうかです。

絵画教室をやめられなくなる理由とは

 名前で検索しても、作品が出てこないような人からは教えてもらうことは止めましょう。そして、絵画教室は、週に1回通うとして半年も通えば充分です。あとは、構図の本をどれでも良いので1冊購入して、独学で進んでいきましょう。

 絵画教室での注意点を一つあげておきます。最初の1~2枚は、講師に手を入れてもらうことも良いかもしれませんが、そのあとは、自分の力だけで描いていきましょう。

 モチーフが変わるたびに手を入れてもらっていると、あなたは毎回その講師に頼る癖がついてしまいます。それが、絵画教室をやめられなくなる大きな要因だからです。

描画の基本

 実際にデッサンを開始する際には、全体の輪郭を取ることから入りますので、その際には、ゆったりとした姿勢と気持ちで、人指し指・中指・親指で「つまむように」鉛筆を持ち、細かいところは気にせずに、全体のバランスを取ることに集中しましょう。

 この最初の取り組みが一番大切です。なぜならば、あまり注意をせずに描き進んで行ってしまうと、途中から位置及び比率やバランスは変えることが難しいからです。

 モチーフ全体の、位置及び比率やバランスを丹念に確認できましたら、不要な線を「練り消しゴム」で整理して、今度は鉛筆を「文字を書く持ち方」に変えて、描き進んでいきます。

 トーンを入れる順序は、あなたの制作する画面の一番暗い場所から始めて、徐々に明るいところへ陰影を入れるようにしましょう。最終的には、全体のバランスから、それまで一番暗かったところを、一段暗くして折り合いをつけても良いのです。

 「鉛筆画・デッサンの基礎:材料と準備」におけるこれらのポイントは、鉛筆画やデッサンの世界に新しく足を踏み入れる人にとって、成功への第一歩となります。

 適切な材料の選択から始まり、効果的な準備プロセスを経て、描画の基本に至るまで、これらのステップはあなたの技術を確実に向上させ、自然の風景をより魅力的に捉えるための力となるでしょう。

自然の風景を鉛筆画・デッサンで表現するテクニック

誕生2022-Ⅲ F10 鉛筆画 中山眞治

 鉛筆画やデッサンで自然の風景を描くことは、観察力、技術、そして創造性を養う絶好の機会です。鉛筆だけで細かい詳細から大胆なシルエットまで、自然の無限の美しさを捉えることができます。

光と影の扱い

 自然の風景における光と影は、絵画に深みと写実を与える重要な要素です。光が当たっている部分と影になっている部分を識別し、これら明暗の差を鉛筆の濃淡で表現します。

 H系統の、薄く細い線を使って明るい領域を描き、B系統の柔らかい鉛筆で影の部分を濃くします。影のエッジをぼかすことで、モチーフの柔らかさやボリュームを加えることができます。

質感の表現

 自然の風景には、さまざまな質感(テクスチャ)があります。草、樹、水、岩(石)など、それぞれの質感を鉛筆でどのように表現するかが、風景画の写実(リアリズム)を高める鍵です。

 さまざまに異なる圧力を鉛筆にかけたり、異なる濃さの鉛筆を使ったりして、それぞれの自然要素の感触を表現します。例えば、木の樹皮は短い線と点で、草原は長く流れるような線で描きます。

出典画像:リアル絵・デッサンの鉛筆の持ちかた | 3度見される絵を描こう~リアル絵の描き方 (realdrawing.jp)

風景の各要素の捉え方

 風景を構成する要素を個別に捉え、それらを組み合わせて一つの絵を作り上げます。山、川、樹など、それぞれの要素に対して基本的な形から始め、次第に詳細を加えていきます。

 このことの具体例では、樹は当初筒と認識して描き進み、山は正三角形や二等辺差角形等、川は手前は広く・奥にしたがって狭く、などのように、単純化してざっくりとした形から始めるということです。そして徐々にリアルな描写をしていきます。

 そして、ここで重要なことは、一つの部分を丹念に仕上げまで描いてしまうのではなくて、全体のバランスを観ながら、全体を少しづつ描き進むということです。

 また、遠くのモチーフは小さく薄く描き、細密描写を省略して描く一方で、近くの物は大きくてはっきりと濃いトーンで、しかも細密描写を施すことで、遠近感と空間の深み(空気遠近法と言います)を生み出せます。

 「自然の風景を鉛筆画・デッサンで表現するテクニック」を通じて、自然の美しさをスケッチブックや紙上に再現することは、単なる技術的な挑戦以上のものです。

 それは、私たちの周りの世界をより深く理解し、観察する力を養うプロセスにほかなりません。

 光と影の扱い、感触や質感の豊かな表現、そして風景を構成する各要素の緻密な描写を通じて、鉛筆画やデッサンは自然の風景の魅力を捉え、観てくださる人の心に強い印象を残すことができます。

応用デッサンの技法で風景画に深みを加える

第1回個展出品作品 夜の屋根 1996 F10 鉛筆画 中山眞治

 「応用デッサン技法で風景画に深みを加える」というテーマは、鉛筆画やデッサンを通じて自然の風景をよりリアルに、そして感情的に表現するための高度な技術とコツに焦点を当てます。

 本章では、視覚的な深みを生み出すための遠近法、光と影の高度な扱い、そして視覚的な興味を引き出すための詳細の追加について掘り下げます。

 風景画に深みを加えることは、視覚的な魅力を高め、観てくださる人を作品の世界へと引き込む鍵となります。応用デッサン技法を駆使することで、平面的な描写を超えた、活き活きとした自然の表現が可能になります。

遠近法の活用

 遠近法は、空間の深みと3次元的な感覚を絵に加えるための基本的な技術です。一点透視法や二点透視法を使用して、風景の中の異なる要素が視点からどのように見えるかを計算し、リアルな深みを作り出せます。

 この方法により、遠くにあるモチーフは小さく、近くにあるモチーフは大きく描くことで、風景画に奥行きを与えることができます。

出典:【パース入門講座】遠近感のある絵が描きたい!【透視図法】 | イラスト・マンガ描き方ナビ (clipstudio.net)

光と影の高度な扱い

 光と影のダイナミックな明暗の差は、風景画に写実とドラマを与えます。太陽の位置や光の強さに応じて、影の長さや方向、そしてトーンの濃度を変えることで、時間の経過や特定の天候を表現できます。

 この高度な光と影の扱いにより、風景に感情的な重みを加えることができます。次の作品は、秋の夕暮れ直前の風景です。

 長い影によって、こんな情景も表現できます。また、道路の左側には植物がありますが、細密描写ではなく、こんな風に「意図的に手を抜いて」観てくださる人の視線を奥へと誘導します。

 ここで、樹木に細密描写を程してしまったとしたら、観てくださる人の視線をその部分に集めてしまい、視線を奥へ誘導できなくなってしまうのです。

坂のある風景-1 2019 F1 鉛筆画 中山眞治

詳細な細目の追加

 応用デッサン技法では、細かい細目(ディテール)の追加が重要です。葉一枚一枚の質感や、水面の微細な波紋、岩の表面の細かな割れ目など、詳細を丁寧に描くことで、風景画に生命を吹き込みます。

 あなたが、一番見てもらいたい・強調したい部分に注意意を集めたいのであれば、これらの細部を丹念に描写することで、観てくださる人の視線をあなたの意図する部分の主要な点として、留めさせることができます。

 「応用デッサン技法で風景画に深みを加える」を探求することで、アーティストは自然の風景をただ捉えるだけでなく、それを通じて物語を語り、感情を伝えることができます。

 遠近法の活用、光と影の高度な扱い、そして細かい細目(ディテール)の追加は、風景画を次のレベルへと引き上げるための重要な要素です。

 これらの技法をマスターすることで、アーティストは自然の美しさをより深く、より感動的に表現することができるでしょう。ただし、あなたの描く画面上のすべてのモチーフを細密描写することは決してよいことでもありません。

作品の中であなたの意図を明確にする方法

 それは、あなたの強調したい部分及び、あなたの感動や、観てくださる人へ伝えたい箇所を引き立てるためには、主役や準主役には細密描写を施し、それ以外のモチーフには、「意図的に手を抜く」ことも必要だということです。

 あるいは、全体を細密描写しても、あなたの強調したい部分や、あなたの感動を観てくださる人へ伝えたい箇所以外のモチーフには、「意図的にハイライトをぼかす」ことによって、主役や準主役を引き立てる方法もあります。

 これらの配慮によって、観てくださる人へあなたの「言いたいこと」を作品において表現することができます。「何を言いたいのかよく分からない作品」という言葉を聞いたことがありますよね。このことなのです。^^

 全体を克明に伝えることは、写真に任せておけばよいのです。あなたの構想や構図及び工夫や技術によって、よりあなたの意図する最高の風景画を創り出しましょう。

光と影を使った自然風景の立体感の表現

     国画会展 入選作品 誕生2007-Ⅱ F130 鉛筆画 中山眞治

 そもそもデッサンとは、2次元のスケッチブックや紙上に3次元の風景を描くことを意味します。

 「光と影を使った自然の風景の立体感の表現」というテーマは、鉛筆画やデッサンにおいて重要な役割を果たします。光と影の適切な活用は、2次元のスケッチブックや紙上に3次元の風景を描く際の重要な鍵だからです。

 この技術をマスターすることで、作品に立体感及び、深みと写実をもたらすことができます。このアプローチは、画面に生命を吹き込み、視覚的な写実を高めます。

光源を特定する

 作品に着手する前に、光の主要な源を特定しましょう。太陽、月、人工照明など、光源は作品の雰囲気と時間帯を設定することに役立ちます。

 光源によって形成される、影の方向と長さを理解することで、作品に一貫性のある立体感を出すことができます。

 尚、日中の制作において、窓から差し込む陽光で描く場合には、太陽光線は動いていることを充分に認識しておく必要があります。午前と午後の陽の光は動くので、影の方向や長さも変わるということです。

 午前中から描き始めて、昼食をはさんで、午後から継続して描き進めようとしたら、影が違っていたということになりますので、当たり前ですが充分に認識しておきましょう。作品のイメージ全体が変わってしまいかねないからです。

光源の自在な活用法とは

 そのような点を何とか防ぎたいのであれば、あなたのデスクの上の自在に動く照明を使って描くのであれば、一日中影の角度と長さは変わりません。しかし、室内の照明も使うとなると、複数の光源による影ができてしまいます。

 そこで、そのような場合には、全体のレイアウトができて、輪郭も仕上がった時点から、室内の照明を消して、デスクの上の自在に動く照明でできる影を描き込んでいくこともできます。

 あるいは、室内の照明だけで描くことも簡単に実行できますが、その場合には、あなたの希望する角度からの光は得られないことになりますので、影の状態を確認してからどちらが良いのかを決めていきましょう。

坂のある風景-Ⅱ 2019 F1 鉛筆画 中山眞治

影の強度と範囲を調整する

 光源の強さによって、影は強くも弱くもなります。強い光は硬く、はっきりとした影を作り出し、弱い光は柔らかく、ぼんやりとした影を生み出します。

 影の強度と範囲を調整することで、物体の形状と風景の奥行きを強調することができます。

反射光を利用する

出典画像:光と陰で印象を変える!シェーディングテクニック | イラスト・マンガ描き方ナビ (clipstudio.net)

 自然界では、光は物体に反射して周囲に影響を与えます。この反射光を画面に取り入れることで、物体間の相互作用と空間の感覚をより強調できます。

 特に、暗い部分でもわずかな明るさを加えることで、形状のボリューム感を増すことができます。

 光と影を巧みに扱うことは、自然の風景を鉛筆画やデッサンで表現する際の最も重要な技術の一つです。光源を特定し、影の強度と範囲を適切に調整して、反射光を利用することで、作品に深みと立体感をもたらすことができます。

 これらの技術を駆使することで、視覚的なリアリズムを追求し、自然の風景をより活き活きと描写することが可能になります。

実践!異なる自然環境のデッサンチャレンジ

国画会展 入選作品 誕生2001-Ⅰ F80 鉛筆画 中山眞治

 「実践!異なる自然環境のデッサンチャレンジ」は、鉛筆画とデッサンの技術を磨くために、さまざまな自然の風景を描く実践的なアプローチを提供します。

 本章では、海岸線、森林、山岳地帯といった異なる環境を題材にしたデッサンの方法を探求します。

海岸線のデッサン

 海岸線のデッサンでは、水の動きと静けさを表現することが鍵です。波のリズムと流れを捉え、光の反射を通じて水面の質感を描写します。

 遠くの波は細かく、近くの波は大きな曲線を使って表現し、海岸線の風景に動きを与えます。砂浜の質感は、細かい点や短い線で描くことで、自然な質感を再現できます。

森林のデッサン

 森林のデッサンでは、樹木の多様性と深さを描くことが挑戦です。異なる種類の樹々を描く際には、それぞれの葉の形状と枝の配置に注意を払います。

 背景の樹々はより薄く、前景の樹々は詳細を加えて描くことで、森林の奥行きを表現します。光が林を通り抜ける「木漏れ日」の様子を描くことで、森林の神秘さ及び静けさや生命感を表現できます。

山岳地帯のデッサン

 山岳地帯を描く際には、山の形状と地形のコントラストを効果的に捉えることが重要です。山々の連なりを描くには、遠くの山は薄く、近くの山は濃い線を使って区別します。

 岩の質感や斜面の陰影を加えることで、山岳地帯の荘厳さと迫力を表現できます。また、雲や霧を加えることで、高度感と神秘性を演出できます。

 「実践!異なる自然環境のデッサンチャレンジ」を通じて、鉛筆画とデッサンのスキルを実際の風景描写に応用することで、表現の幅を広げ、より写実的な作品を生み出すことができます。

 海岸線の動き、森林の静寂、山岳地帯の壮大さを捉えることで、自然の多様性と美しさを深く理解し、それを自身の芸術活動に反映させることも可能になります。

 このプロセスは、観察力を養い、自然に対する深い敬意と理解を育む機会となるでしょう。

まとめ

      国画会展 会友賞 誕生2013-Ⅱ F130 鉛筆画 中山眞治 

 自然の風景を鉛筆画やデッサンで描くことは、画家にとって非常に魅力的な挑戦です。この技術を習得することで、山、川、森林などの美しい自然のシーンをスケッチブックや紙の上に再現することが可能になります。

 初心者から上級者までを対象としたこの記事では、基本的なスケッチの仕方から始まり、光と影の扱い、樹木や水の表現方法まで、鉛筆画のテクニックを解説します。

 まず、鉛筆画・デッサンの基礎:材料と準備では、鉛筆画やデッサンに適した材料の選び方と、描画を始める前の準備について学びます。

 次に、自然の風景を鉛筆画で表現するテクニックの章では、具体的な自然要素の描き方を紹介し、光と影、質感のリアルな描写方法を掘り下げます。

 応用デッサン技法で風景画に深みを加えるでは、遠近法や空間の構成といった、作品に深みを加えるための高度なテクニックに焦点を当てます。

 また、影と光を使った自然の風景の立体感の表現の章では、光の方向と強度を理解し、影を利用して形と深みを出す方法を学びます。

 最後に、実践!異なる自然環境のデッサンチャレンジでは、海岸線、森林、山岳地帯など、異なる自然環境をテーマにしたデッサンの実践を通じて、読者が学んだテクニックを試す機会を提供します。

 尚、あなたが展覧会や公募展へ出品を希望する際には、ただモチーフを上手に描けるだけでは入選できません。

 それは、あなたの制作する画面全体を使って、作品全体を魅力的な構成にする必要があるのです。その内容について興味のある人は、次の関連記事も参照してください。

関連記事:鉛筆画・デッサンの魅力を最大限に引き出す!構図導入の必要性と方法とは?

 ではまた!あなたの未来を応援しています。

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